同級生と過ごした豊かな時間

お正月休み中に、毎年恒例の中学校時代の同級生16人で新年会をしました。
男女混合で、顔を見れば一気にあの頃に戻るような、不思議な時間です。

学年は300人ほどいましたが、
一度も同じクラスになったことがなく、
当時は話したこともなかった人もいました。

それでも今は、
不思議と構えることもなく、
ごく自然に会話ができています。

時間が人を変えたのか、
それとも、
人が時間を受け入れられるようになったのか。
どちらにしても、
少し大人になれた自分を感じた出来事でした。

それぞれが、まったく違う人生を歩んできていて。
順調そうに見える人もいれば、
きっと大変な時期を越えてきたんだろうなと思う人もいて。

詳しい話を聞かなくても、
表情や言葉の端々から、
「みんな、ちゃんと生きてきたんだなぁ」
そんなことが自然と伝わってきました。

昔のように比べたり、張り合ったりする空気はなくて、
ただ、同じ時間を共有して、話して、笑って。
気づけば、見ているだけで幸せな時間になっていました。

若い頃には分からなかった感覚かもしれません。
人生に正解がひとつじゃないこと。
遠回りも、立ち止まる時間も、
すべてがその人の物語になっていること。

帰り道、
「今日はいい時間だったな」と、
心が静かに満たされていました。

こんな時間を持てること自体が、
もう十分に豊かなことなのかもしれません。